『最高の体調（著：鈴木 祐）』レビュー
こんばんは。10記事まであと少し！まゆらです。
少しずつではありますが、読んでいただけているようで嬉しく思います。
お目通しくださっている皆さま、どうもありがとうございます 😊
今回は趣向を変えて本のレビューなぞしてみようかと思います。
というのも、過去記事
mayun06.hatenablog.com
mayun06.hatenablog.com
で度々ご紹介してきたこの本
最高の体調（著：鈴木祐）
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最高の体調 ACTIVE HEALTH
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ただ褒めるばかりでどの辺りがいいのかお伝えしたことはありませんでした。
そこで今回は、この本のメリット・デメリットをお伝えしたいと思います。
《『最高の体調』概要》
この本の目的は、あなたの日々の不満や不調を根こそぎ解決し、
あなたが生まれ持つ最大のパフォーマンスを引き出すお手伝いをすることです。
鬱病 、肥満 、散漫な集中力 、慢性疲労 、モチベ ーションの低下 、不眠 、弱い意志力など 、一見バラバラのように見える問題も 、根っこまで下りてみれば実は同じもの 。すべては一本の線でつながっています 。そして 、その線の正体を暴くカギが 、 「文明病 」という考え方なのです 。
（本文引用）
この「文明病」を対処すべく方法が書かれているのが本書です。
食事や運動などの肉体的アプローチや、考え方などの精神的アプローチを科学的根拠のもと紹介しています。
一貫して登場するのは原始的な暮らし。
進化論をベースに、現代人の生活と原始的な時代の生活を比較しつつ本書は進んでいきます。
その説得力はなかなかのもの。
現在の人類の基礎が形作られたのはおよそ 680 ～ 700万年前のこと 。
1～2万年前にようやく石器時代から農耕生活に移動します 。つまり 、少なく見ても 、人類は600万年にわたって狩猟採集生活を続けてきたわけです 。この壮大なタイムスパンを見れば 、人類は進化の過程で古代の環境に最適化してきたと考えるのが自然でしょう 。
自然のなかで獲物を追い 、太陽の運行とともに暮らし 、少数の仲間と語り合う 。ヒトの脳と体は 、そんな環境のなかでこそ最高のパフォ ーマンスを発揮するように進化してきたのです 。
（本文引用）
つまりは、現代の環境変化のスピードに人類の進化が追いつけない。
そのため「文明病」が蔓延するという考え方です。
わたしは「確かにごもっとも」とこの本に読みふけってしまいました。
その中でも、わたしが実践してみて良かったことと難しかったことをご紹介します。
《『最高の体調』をもとに実践して良かったこと》
本書には食事についてや運動の大切さが書かれていますが、中でも乳酸菌と食物繊維の重要性を説いています。
腸内環境は身体だけでなくメンタルも左右するのです。
そこで、わたしも乳酸菌のサプリメントと粉末の水溶性食物繊維を生活に取り入れてみることにしました。
実際に購入したのはこちら。
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これらを毎日摂るように心がけました。
乳酸菌カプセルは寝る前に1カプセル、水溶性食物繊維は水にも溶ける粉末なので、1日10〜15gを目安に飲み物に溶いて飲む。
すると数日足らずで驚きの結果が…！！
わたくし、例にもれず女性あるあるの便秘に悩んでおりまして…1週間以上出ないことも。
しかし、この2つを摂り始めた数日後…
その便秘がスッキリ解消されたのです！
乳酸菌と食物繊維を摂るようになってから、最低でも2日の1回はキチンとしたお通じがきます。
この生活を始めて2ヶ月以上経ちますが、もちろん現在進行形です。
これは本当に驚きだったし、感動した。
だって、便秘薬いらないんだもん！
便秘薬の腹痛を伴うお通じとは違う、自然なお通じなんだもん！
いやはや、世間がやれ「R-1乳酸菌だ」やれ「食物繊維だ」と言う理由はここにあったんですね。
腸内環境整いまくり。
すると、心なしか肌の調子や顔色も良くなります。
化粧が楽しくなりますよ！🥰
便秘薬はお腹痛くなるし、痛くならないと謳っているものは高いし、化学物質とか気になるし…。
便秘薬買うのも、乳酸菌カプセルと食物繊維の粉末買うのもコスパ的には変わらないと思います。
便秘薬を買うような方は慢性便秘で便秘薬の消耗が激しいと思いますし。（わたしがそうだった）
そしてもうひとつのメリット。
免疫力が上がります。
風邪を牽かなくなりました。
これは乳酸菌の効果でしょうか。
巷でウワサのR-1ヨーグルトも免疫力アップを謳っていますし、そうなのでしょう。
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わたしは疲労やストレスで扁桃腺が腫れたり、小鼻の周囲にヘルペスが出来たりするのですが、乳酸菌に守られてかここしばらく経験していません。
乳酸菌サプリを始めた秋以降、風邪の予兆すら感じたことがないので、心なしかインフルエンザやノロウイルスへの恐怖もありません。
実はインフルエンザの予防接種すら受けていない😇
これはあくまでわたしにとって即効性のあったアプローチであって、本書に書かれている食事法や運動など他のアプローチの方が相性がいい場合もあります。
そこは本書を読んでみて実践してみてくださいね！
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《『最高の体調』をもとに実践して難しかったこと》
言い切ってしまえば、
精神的な不安を取り除くこと。
メンタル面での変化はほとんどありませんでした。
不安を取り除くアプローチ法をレクチャーしているのですが、それが結構ムズカシイ。
不安定な仕事 、体調の衰え 、金銭的な問題など 、一見バラバラのように思える不安の原因、
その答えは 、ひとことで言えば 「未来の遠さ 」です 。
いっぽうで狩猟採集民の未来は １日単位なので 、先行きの不安は生まれません 。
しかし、すでに未来という概念を構築してしまった現代人が 、いまから原始の感覚にもどるのは不可能です 。
すなわち 、 「未来を今に近づける 」のです 。
ここでいう未来とは 、実際の時間の流れを意味しません 。未来の自分と現在の自分の心理的な距離が 、どれだけ近いかを問題にしています 。
未来との心理的距離が近い者ほど不安に強く 、セルフコントロ ール能力も高いという事実でした 。
（本文引用）
著者の鈴木 祐氏はさらりと述べていらっしゃいますが、そんな簡単なことじゃありません。
このアプローチ法、ダイエットを例に取るなら（本書ではもっとわかりやすく解説しています）、
モデルのようになった自分の姿をよりリアル（身近）に想像できれば、ケーキを食べたいという目先の欲望に打ち勝てるので、ダイエットに失敗する不安が解消されるということ。
モデルのようになった自分の姿をよりリアル（身近）に想像できる人＝未来を心理的に近く感じることができる人は、ケーキを食べることよりもモデルのような自分の姿になることのメリットを感じやすい。
とはいえ、それがムズカシイからダイエットに失敗するんです！
リバウンドの不安に付きまとわれるんです！
わたしたちには考えうる未来がごまんとあるから、どれが最大のメリットかわからなくなるし、未来の自分までの心理的距離の中で欲望に負ける。
理想の未来の自分にたどり着くにはどの道を進んだらいいのか分からなくて不安になる。
そういうこと。
本書ではもっと詳しく不安やストレス低減へのアプローチ法が書かれているのですが、それらを実践するには時間と手間がかかるかも。
特にわたしのように不精な人間には。
だからわたしは身体的に整えることを優先しました。
《『最高の体調』を読んでみて思うこと》
本書は「現代病」についてその症状と原因を細かく解説したあと、科学的根拠を示しながらそれらへの改善アプローチ法を提示してくれます。
その順序立てがいいのか、難しい内容の割に例示や言葉の選び方が上手いのか、非常に分かりやすく実践しやすくまとめられています。
上記に書いてきた以外にも、
家やオフィスに小さな観葉植物を置くだけでもストレス緩和になるとか、
15分以上歩くだけでストレスが低減するとか、
日中、太陽光を浴びることで質の良い睡眠が取れるとか、
そういう小さなアプローチ法もたくさん書かれています。
その中でもわたしが実感するのは運動。
週に1回、加圧トレーニングに通っているのですが、たった30分の運動なのにその後のスッキリ感はハンパじゃない。
あー…解放されてる…ワタシ…🥰
って感じ。
帰り道はいつも清々しくて、ストレスの低減になっていると実感できる。
きっと、この帰り道に15分〜30分くらいウォーキングをすればもっといいんだろうなぁ…。
今年は、お家に観葉植物を置いたりして、ウォーキングを心がけたいと思います。
ちなみに、観葉植物はフェイクグリーンでも良いそうです！
フェイクグリーン MiniGrassPot 4点セット （人工観葉植物）
と、いうわけで！！！
『最高の体調（著：鈴木祐）』ぜひ、ご一読を！😄
著者：鈴木 祐氏のブログはこちらです。
yuchrszk.blogspot.com
